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2024/04/18 12:19 |
⑤まるみ
たった1カ月で新しい子を迎え入れることに罪悪感があったが、
それよりも「たまる」の代わりを求めていた。

千葉の保護施設、ライフボートへ
子猫から成猫まで何匹もいたが、夫も私も黒猫しか見ていなかった。
黒猫は人気がないのか、生まれる数が多いのか、何匹もいた。
その中から、「たまる」にそっくりなメスの黒猫を見つけた。
目が緑がかった黄色で美しい子だった。

冷静に考えるため、その日は帰った。

1週間後、都内の団体に見学に行ったがあの子が忘れられずその足で千葉へ。
あの子を探すと、結膜炎なのか目ヤニがひどくなっていた。
家にいる「つきみ」は保護する前にかかった猫風邪のせいでいまだに目ヤニがひどい。
「つきみ」にうつすことは避けなければならず、泣く泣くあきらめることにした。

先週は気付かなかった黒猫が別のケージにいた。
福井の愛護センターから移動してきた5ヶ月のメス。
「たまる」のような長い立派なしっぽだった。
抱き上げるとすぐにゴロゴロとのどを鳴らした。夫にも同様だった。

それだけでこの子を譲渡してもらうと決めた

「たまる」と同じ名前を付けたいくらいだったが、
それはあんまりだと思い直し「まるみ」と名付けた。
施設では鳴かない、大人しい子だったが、家に来ると豹変した。
とにかく元気がいい。
何時間でも遊び、壁や家具にぶつかりながら家じゅう走り回る。
育ちざかりにケージにいれられていた反動なのか、動きが激しい。
「つきみ」にも飛びかかるため、2匹の相性は残念ながら悪い。

ショックなことが起きた。
「まるみ」は血尿が2週間も続いたのだ。
2つの動物病院で診てもらい、「たまる」が最後にお世話になった獣医師の診断
「膀胱結石、要開腹手術」を信じることにした。
1ミリほどのストラバイトとリン酸カルシウムの混合結石を取り除き、
無事手術は成功した。

早々の病気で正直、最初に気になっていたあの子に決めていれば・・・と思った。
毎日暴れまくり、ごはんもいくらでも欲しがり、目が貧相でおかしな顔。

そんな「まるみ」は絶対に噛まない。
施設で大勢の猫と育ったおかげなんだろう。
甘噛みをしながら大きめの音でゴロゴロ

いつの間にか「たまる」の代わりではなくなっていた。
毎週の病院通いにも耐え、元気に暴れまくっている「まるみ」が
愛おしくてたまらない。

「たまる」を思い出し、今でも涙が出る。
でもそれでいいと思えるようになった。
もう8歳になる「つきみ」と新入りの「まるみ」。
2匹との生活を楽しもう、そう決めて、つらいこともブログに書くことにした。

これをたまたま目にして不快な思いをされている方がいたら申し訳ない。
私にとってはこれからも生きていくための大事な作業だ。


よし、これからも猫中心の生活だ!!!
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2015/02/07 21:03 | Comments(0) | ●ネコ_「まるみ」

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