＊　TamaLog　＊　

私は、犬の飼育経験はあったのですが、猫は初めてなので、
いまだにわからないことばかりで、ネットや本で日々勉強しています。

溝に落ちて身動きできなくなっているところを保護した当日。
手前の銀色はティースプーン。
衰弱し、人間を警戒しながらも療養食を食べています。
こんなに小さな身体でも、生命力はすごいです。


我が家は「完全室内飼い」ですが、猫の自由を奪っているようで心苦しく、
果たしてこれが猫にとって良い事なのか？と、ずっと悩んでいました。
そんな時、「フォックス博士の猫の相談室」（著：M・W・フォックス）という、
動物行動学の博士で米国動物愛護協会の副会長であった人の本を読んだところ、

屋外では、交通事故や伝染病の危険がある。
屋内で飼うことは刺激不足であっても、猫にとって親切であり、
責任を持った行動である。

とありました。他にもいろいろな情報を得ていくうちに、
昔とは環境が全く違う現代社会では、室内飼いが猫にとって最良の方法であることがわかり、
とても勇気付けられました。（日本では約7割が室内飼いだそうです）



今日、福岡県の九州自動車道で「猫を避けようと急ハンドルを切り、
後続の5台が追突、6人が死傷」というショッキングな事故が起こりました。

完全室内飼いを行い、ノラ猫が増えないように避妊手術をしていれば、
こんな悲しい事故は防ぐことができたかもしれません。

愛するペットと共存していくために、何をすべきか？
今一度すべての人が考える必要があると思いました。

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします